弟は私に輪をかけてアクション映画が好きで、趣味が合うので一緒に観に行く機会が多いです。
ハリウッド版ゴジラの期間限定4DXマキシマムバトルエディション公開日。
弟がちょうど有休とられるタイミングということで2人分の予約をした午後のこと。弱い雨が降るか降らないかという微妙な天気の中、私は運転席にいて弟は助手席にいました。
「雨はまぁ降ってもええよな、映画やから関係ないし。楽しみやなあ」と談笑しつつ走行していたところ、突然の事故に遭いました。
奇しくも12か月点検を早めに受け終えた日の翌日のことでした。エンジンオイルも新品にしたのに。
簡単にまとめると、
・対向車がセンターラインを越えてくる
・サイドミラー同士ががっちりぶつかる
(幸運にも車体本体に接触はなかったのですが、運転席側のドア取り換えや車体右側の塗装とコーティングが全部やり直しになりました)
・黄色のセンターラインオーバーは相手方100:こちら0の過失割合
・100:0の割合の事故は自分の保険会社を使えないため、相手方の保険会社との連絡や手続きを全部自分でしなきゃいけない
・ドライブレコーダーと保険は非常に大切
・事故後数日こそ多忙かつ身体が痛い
・相手方の車が社用車で良かったのかもしれない
という話です。
こんな事故の凡例ってあるのかな、どんな経緯を辿るのかなと調べても出てこなかったので、『100:0の事故の場合はどんな風になるのか』ということが役立てられたらと思います。何かの参考に読んでくださったら嬉しいです。
今日はまず、事故が起きた日のことを書きます。
ちょうどこのあたりが事故現場。「合流道路あり」の交通標識のある方向へ走行していました。
画面の左側が西で右側が東です。私は左側を走行していました。
西側には水道関連の施設があり、細い川があります。
東側には一級河川の加古川が流れており、河川敷が広がっています。
県道自体が高さのある土手で車以外は通りにくい車道主体の道路。サイクリングロードや歩道は河川敷に設けられています。
実況見分時に暇に任せて撮った写真。
上記GoogleMapの東側(右)にあたる位置。
土手はこんな感じで高さがあります。
サイクリングロードなども見えています。
手前のシルバーの車は代車として
長らくお世話になったVitz。
加速が超良かった。ありがとうVitz。
事故当時のドライブレコーダーの映像を振り返ってみます。
今ようやく平気になったので書けているわけですが、映像を見返すのは非常にストレスでした。特に実況見分前に警察から「ひと通り見ておいてほしい」と言われたときはとても動揺した自分を自覚しました。ひどい怪我というわけでもないのに。しかしセンターランに寄ってくる車がいたら身構える癖がついています。消えそうにない癖だ。
それはさておき本題へ入ります。
事故に遭う12秒前からいきます。15時26分までは平和な日常が流れます😥
①15時26分10秒その1。
我々の前を走っていた普通車はゆっくり走行。
それについていく我々も時速50㎞の道を
時速40kmくらいの速度で走行。
②15時26分10秒その2。
対向車線を走行する車の数も少なく
弱い雨が降っています。
③15時26分19秒。
白い軽トラックが通り過ぎ、その後ろに茶色い軽自動車、
更にその後ろに青いトラックがいます。
④15時26分20秒。
青いトラックとすれ違ったと瞬間
白い軽トラックが見えてきています。
⑤15時26分22秒その1。
「あれ、やばい?」と思う暇もなく
こちらへ寄ってきています。
時速40㎞で走行中の2秒で何ができようか。
⑥15時26分22秒その2。
道に余裕があれば左にハンドルを切れますが
回避することも急ブレーキも無謀。
幸運にも車体はぎりぎり平行に通り過ぎましたが
ミラー同士が勢いよくヒットしたようでした。
法定速度内とはいえ相手の方が速かったのか
こちらが当たり負けた感じ。
危険を感じて目を強く閉じたのを覚えています。
弟は携帯を見ていて無防備だったのでもっと怖かったはずです。
⑦15時26分22秒その3。
後ろのレコーダーの映像。
赤い丸はサイドミラーの破片。
鏡部分が車内へ飛び込み
残りは後ろへ飛んで行きます。
後ろを走る黒い車も恐怖を感じたと思います。
後続車を巻き込まなくて良かった。
⑧15時26分28秒
呆然としつつゆっくり停止。
割と落ち着いたまま弟が110番と家に連絡し、
私がレッカー手配と保険会社への連絡をしました。
奇しくも数日前に自動車保険の更新をしたところ
だったため、電話番号やレッカー車について
記憶に新しかったのである。
しかし事故発生場所の住所が分からず非常に困りました。
だって道路しかない土手やもん…
⑨15時39分03秒
この数分前に警察が来てくれました。
事故後停車したままの位置だと危険なため
安全に止められる場所へ移動を促されます。
1ページが長くなりすぎると読みづらいので、続きは明日に。