2019/12/04

黄色いセンターラインオーバーの交通事故(6)示談

そしてだいぶ元気だぞ体もいい感じとなってきたら治療が終了し、相手方保険会社へ治療を終えたと連絡します。
相手方保険会社に治療費等を病院へ支払ってもらって、それからようやく示談交渉に入ります。といっても向こうから提示される示談の案にOKするかしないか、しないのなら弁護士へ依頼して交渉してもらうことになるのだと思います。

源泉徴収の記載事項や確定申告書と治療日数(治療期間と実通院日数の2倍うちで少ない方を採用される仕組み)から計算されます。
※この計算において自賠責基準や弁護士基準が意味を持ってきます。当たり前ですが弁護士基準の方がお高いです。私はもう弁護士基準じゃなくてもいいかなと思ったのでOKをしました。弟がどうするのかは彼次第ですね。
働いておられる方は、この示談とは別に休業補償もなされます。
休業補償については総務へ提出した書面をもらい必要書類をそろえて(これって復職後になるんじゃないかな)、相手方保険会社へ提出する感じです。
相手方保険会社が受理してくれた後に相当額の振込がなされます。
今回弟は同乗者でしたが、私と弟は個々別に計算などがなされるので治療が終わる時期によって示談の時期も変わります。
弟も今月中には終わるかな?

もうひとつは「自分で掛けている保険」について。
生命保険や医療保険などのことですね。
これも事故後に申請ができます。
示談が終わったら相手方保険会社に
「交通事故証明書」や「診療報酬明細書」などの
コピーを送付してもらうように頼みます。

そして自分の生命保険会社や医療保険会社に
「交通事故に遭って通院(入院)をしたので
申請したい」旨を連絡し
書面を送付してもらいます。

生命保険会社or医療保険会社から送付してもらった申請書に記入し、相手方保険会社から送付してもらった書面を添えて提出します。
これでOK。というか提出したばかりです。

こんな感じで私の事故関連は終わりました。
この事故後のごたごたの間に引っ越しやもろもろいろんなことがあって宙フェス出店申し込みをあきらめたりしましたが、minneでの販売や着る包帯の販売だけは変わることなく行うことができました。非常に疲弊していてやさぐれた心になったりもしましたが、変わらない日々を送ることができるのはありがたいです。
後遺症等もなくてよかった。
今は対向車を見ても大丈夫ですが、ふらふら運転する車が居たら非常に警戒するようになりました。トラウマを抉らないでくれ~。
もっともっと安全運転を心がけて、うざくならぬ程度に譲られるところは譲って「徳を積む」つもりで運転しています。
相手の方もこれから先安全に運転して健康に過ごしてくださっていたらいいなぁと思います。

100:0の過失割合で保険会社を使えない方がどうしていくのかという流れが、困っているどなたかの参考になったらなと思います。

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バックカメラの映像です。

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最後にバックカメラの動画の一部を。
後続車が危機一髪すぎて
よく避けてくださったなと。

【私の自動車保険】
・対人対物無制限
・車両保険あり
・弁護士特約あり
・ロードサービスあり
・無過失のため保険は使えないが、搭乗者傷害がある場合は補償がなされる
【相手方の補償と損害】
・相手方が会社の車で業務中だった
・我々は業務中ではなかった
・100:0の過失割合となる
・自分の保険の等級が下がることはないが、相手方との対応はすべて自分でする必要がある
・補償は全部してもらえる
・事故後の対応をするのがしんどいなら、弁護士特約を使って丸投げすることも出来ると思われる
・かばんや靴など物品に被害(もう使えなくなってしまったなど)があったり事故が原因で行けなくなった予約がある場合は相手方保険会社へ申し出をするとよい
・すべきことなど電話での連絡事項はメモを取る
・送付する書類等は迅速に送付し、連絡すべき時は迅速時連絡した方が楽

今回車両保険などは使わずに済みましたが、「うわ!マジか」という瞬間が来ても大丈夫なように文字通り保険としてかけている方がよいと思います。
長らく楽しくない話題を続けてしまいましたが、お読みいただきありがとうございました😊
みなさまも車に乗ったり自転車に乗ったり歩いたりとご安全に毎日をお過ごしください…!

2019/12/03

黄色いセンターラインオーバーの交通事故(5)修理と補償

車の修理自体は可能であって、エンジンなど車の基盤となるものにはダメージは何もないとのことでした。よかった。

・エアコン内部のガラス除去と清掃
・車内清掃
・ガラス片が刺さった助手席側窓などの取り換え
・ボンネット(インストルメントパネル)等内部部品の取り換え
・運転席側及び運転席後ろ側のドアの取り換え
・ナビのパネルの入れ替え
・購入時に行った5年コーティングのうち残り4年分に相当するコーティング
といった原状回復を目的とした修理内容になります。

総額のおおよそは82万程度とのことでしたが、修理が完了してから明確な額が決まるとのこと。
恐ろしい額ですよね。これも相手の方が携帯を見ようとしなければ、私たちが家を出るのがもっと早いか遅くなっていたら起こらなかったことなんだよなぁ。
事故車扱いになってしまった新車(購入から1年経っていなかった)の車もかわいそすぎる。

結局修理が終わって家に帰ってきてくれたのは7月21日になりました。
修理代金は当初よりも高く88万円という結果です。結果の表などはもらえないので、ディーラーへ行った際に「ほほう」と頷きつつ見た記憶をたどっています。
車の座席とハンドルに黒いカバーをしていたのですが、それらは修理工場で綺麗にしてもらっただけて大丈夫そうだったので買い替え等はしませんでした。
もしかしたらカバンも車の中に置いていたら綺麗にしてもらえて使えたのでは…とやましい考えを抱きましたが、それは修理をしてくださった方に失礼なので考えを改めました。
もしカバーも変えたいのであれば、使っていたものと同じものを購入する必要があります。事故前に購入した際に代金や購入店が分かるような書面と、新たに購入したものの領収書等が必要になるそう。私は買わなかったので不要でした。

その他にもレッカー代2回分が2万6000円。
6月15日から7月21日までのレンタカー代が11万円。

ディーラーの店長さんが連絡してくださったカバンと靴の補償もすぐになされました。事故後すぐに相手方保険会社に言っていれば良かったと思います。思い浮かびもしなかった。
しかし考えてみれば相手方保険会社にとっては補償額が上がりそうな問い掛けを、わざわざ聞いてくれるはずもない気がします。匙加減がややこしそう。

補償の流れとしては、相手方保険会社から物損についての書面が送付されてきて、「いつ頃いくらで購入したか」「映画の予約をいつ頃いくらで行ったか」という記入をし、証拠となる予約画面のスクショを印刷した紙などを添えて提出します。その後、減価償却などの計算がなされて合計額の連絡が来ます。使いこんだものの場合は価格が下がります。新しいものは新品に近い額になりますね。計算された額に同意すれば振り込まれます。
なんだか悔しかったので色違いの鞄を買って、靴はもっといい靴を買いなおしました。

事故の後にはお金がかかるものなんですね…。事故で回る経済よ。
そりゃあ事故加害者になったら等級も上がるよなぁ。
このサイドミラーの前の小さな窓も
サイドミラーもドアも
窓の上のカバーも
全部取り換えられて返ってきました。

よかった!かわいい!
いつもかわいいよ!

車が帰ってきてくれるまでの間も、帰ってきてからもリハビリに通いました。
通いだした整形外科のリハビリが非常に良くって、寝転んでマッサージを受けるウォーターベッドや首の牽引、低周波治療をしてもらいました。月に1回は診察も受けます。事故後1か月くらいはリハビリ後がめちゃくちゃだるくて微熱が出たりして嫌になっていましたがゆっくりとだるさがマシになっていきました。
ウォーターベッドがほんとうに最高だった…。もう今は味わえませんがあのウォーターベッドだけ通いたいくらいです。
低周波治療は打撲痕のようになっていましたが、やはりやってもらった後は調子がよくなる気がします。

2019/12/02

黄色いセンターラインオーバーの交通事故(4)事故の翌日と転院

6月17日(月)の朝が来ました。
ようやく相手方保険会社の担当者が決定します。
弟の会社にも診断書を送り療養することとなりました。
弟は数日間よく寝ていた気がしますが(痛いから眠れてはなかったと言っていた)、私は保険会社との連絡やディーラーとの連絡などいろいろしなきゃいけないことがあって「100:0で自分の保険を使えないときって事故後やばいな、めっちゃ大変やな。入院してて弁護士特約が使えなかったら自分で弁護士探して払わなきゃやからマジで最悪やん…」としみじみ噛み締めていた気がします。
休業補償などがあるとは言え、休んでいる間は申請も出来ないし身体は痛いしNO給料Daysですもんね。この理不尽をぶつける先がない。

【相手方保険会社との連絡】
・100:0の割合なので私の保険会社は使えず、連絡は全て私自身が行う必要があること
・レッカー移動費用は私の保険会社のサービスを2回利用した旨
・ディーラーと相手方保険会社の鑑定人が車の修理額を決定する
・病院代等は相手方が支払うためその同意書などの書面が後日送付されてくるので、記入し送る旨
・後日送付されてくる給与損害証明を会社の総務へ提出する旨
・源泉徴収を相手方保険会社に提出する旨
・治療終了後に示談を行う旨

【私の保険会社との連絡】
・人身傷害は相手方負担となり私の保険会社の負担はなし
・私の保険会社の「搭乗者傷害」が申請できるので、通院後に記入し送る旨
・相手方が車の修理代を払ってくれるので私の保険会社の「車両保険」の取り下げを連絡(この連絡を忘れると車両保険を使った感じになっちゃって保険の等級が下がって保険料が上がります。忘れちゃいかん)
・弁護士特約も使えるから使いたければ的な旨

【ディーラーとの連絡など】
・修理内容及び期間、料金が判明したら連絡をもらう旨
・昨日車を見に行った際に車内のものを回収したけれど、忘れ物があったので再びお店に行っていいか聞いて取りに行きました。運転中に対向車を見ていると妙な気分になるため後部座席に乗って母に運転してもらいました。ありがたい。下が撮った写真。
一見綺麗なままの車。やっぱりかわいいな。
でも窓とミラーがない(涙)
知ってた…知ってたけども。

ディーラーで「お腹にカバンをしていたから怪我がなかったとは思うんですが、カバンも靴もガラスが全然取れなくって捨てなきゃならないんですよね」と愚痴をこぼすと店長さんが「それは補償されるはずなので相手方保険会社へお伝えしておきますね」とおっしゃってくれました。マジか。知らずにいたのでありがたい情報です。
こんな感じで17日は終わりました。
身体は痛いです。テンションも上がらないです。

足を置いていた位置にガラスがなくて感慨深い。
助手席の前にコウペンちゃんが居るんですが
滑り止めマットが優秀なのか
そのままの位置にいました。

車はそんな感じなのに私の傷は治るのが早く
すぐに消えていきました。
しかしガラスを浴びた時にこわばったのか
じわじわと鈍い痛みが続きました。
近い位置にあったミラーが飛び込んできたのに
傷があまりないミラクルに
いろんな人に不幸中の幸いと言われました。

人身事故とするか物損事故とするかについては非常に迷ったのですが、結局人身事故として届け出ました。ちょっと引きますよね、運転者の私が加害者で同乗者の弟が被害者となると聞くと。
人身事故にする旨を警察へ連絡し、後日診断書を警察署に持っていきました。持って行った際に免許書のコピーを取られた気がします。忙しさと目まぐるしさでちょっとあやふやな記憶。
人身事故となると実況見分を要します。事故現場に行かなきゃいけないのかぁとちょっとブルーな気持ちになりました。
後日行われた見聞に弟も一緒に行き、別々に聞かれる形で終わりました。青空実況見分。「この丸印の地点で相手の車を見てそこから3〜4mのこの地点でぶつかっていた」などと詳しい状況を教えてもらったり同意したりして調書を取られます。
きっちり図面が書かれていて、警察の仕事の大変さを垣間見ました。
しかし時速40km走行、相手が時速45〜50km走行として、距離4mなら0.1秒後やん。アベンジャーズくらいやないと避けれんって。ナビの映像を見て1秒なくぶつかっていたのを再度実感しました。
相対速度は85〜90kmくらいになるのかな。

そして病院については、個人病院(整形外科)へ転院することにしました。ネットで初診予約できるのが嬉しくて早速予約。ついでに弟も一緒に変更。一緒に行った方が楽です。仲良しですねと言われましたが、同じ家から別々に同じ場所へ行く方が面倒なことである。

病院を変更する場合、相手方保険会社へ連絡を入れなくちゃいけないようですが、この時は知らずにいたため病院の外で慌てて転院したい旨と転院先を連絡し事なきを得ました。
薬を処方されたときに行く薬局へも連絡が必要でした。自分たちの健康保険を使わずに自賠責利用になるからです。実費支払をしてしまうと、後日返金してもらいに行かねばなりません。初日の痛み止め処方では実費で支払ったため別の日に返金してもらいに行きました。全くの徒労です。体が痛いせいで自分に超立腹しました。

6月22日に車の修理代が決まった旨の連絡がありました。
ディーラーへ向かい、詳しい話を聞きに行きます。