久しぶりに市ノ池公園へ行ってきました。
気持ち的には北斗君も一緒に歩いてきました。
北斗くんが空へ旅立って1年と3か月。
いまだに一人で歩いていると、自分の歩く位置の1~2メートルほど前を北斗くんがとことこと歩いているような気がして、ちょっと微笑みつつ見つめてしまいます。
久しぶりに市ノ池公園へ行ってきました。
北斗くんが空へ旅立って1年と3か月。
いまだに一人で歩いていると、自分の歩く位置の1~2メートルほど前を北斗くんがとことこと歩いているような気がして、ちょっと微笑みつつ見つめてしまいます。
今日は、北斗くんのおかげで誕生した「着る包帯」に届いた嬉しくありがたいお声を紹介したいと思います。
→ 術後保護衣服「着る包帯」はこちらで販売しています。
どこかに黒のトイプードルぬいぐるみは売ってないかなぁと探していたのだけれど、Amazonでようやくみつけたのがニニアンドキノさんのこちらのわんこです。
12月2日に予約販売ってことだったようで、11月27日に見つけて注文だけ済ませておきました。それが昨日ついに来てくれた次第です。ぬいぐるみやフィギュアは数あれど黒いプードルはないことが多かったので、見つけた時はめちゃくちゃ嬉しかった~。
朝ごはんを食べる派ですか?食べない派ですか…?
私は朝ごはん時にどうしてもテンションが上がらない派で、本当なら朝ごはんをあまり食べたくない感じです。幼稚園時や小学校のころからそんな感じ…。大人になればきちんとできるのかと思いきや、そんなわけはなく普通に朝ごはんを楽しくいただけない大人になっています。しかし無理して食べたら気持ち悪くなってしまうし。
朝・昼・夜とタンパク質をバランスよく摂らないと、筋力低下だけではなく体の機能低下を引き起こし免疫力も下がって体調が良くなくなっちゃうと聞きました。特に就寝中に水分を摂らない分も含めてですが、起床時にはタンパク質を使い果たしてしまっているそうです。
タンパク質と言えば肉。ステーキや焼き肉を食べた後にめっちゃ元気なのは、タンパク質が満ち足りているからなんですね。毎昼毎夜肉を食べ続けるわけにもいかないし、普段7割くらいはタンパク質が足りていないのかもしれない…。
というわけで十分に足りていないであろう私の朝ごはんにプラスしてプロテインを飲むことを始めました。
試しに購入したのはALPRONというホエイプロテインです。
プロテインを飲んでみた実感として、とても腹持ちがよくてお昼までお腹がすかないこと。タンパク質が足りるからか肉体的な疲れもずいぶん緩和されている気がします。意外と体をよく動かすので、動かした分の疲れをすぐに払拭できちゃうかもしれません。ありがたや~!
(ちなみにお昼と夜は楽しく食べられています!)
そして、Googlephotoに残している写真や動画を見ていたら懐かしい北斗君がいました。パソコンにも外付けハードディスクにもAmazonphotoにも残しているのでバックアップに抜かりなし、です。…たぶん。
6年前である2015年の北斗君です。
爪のお手入れ、継続しています。
爪がしっかりしてきて指先が使いやすくなってきました。
とりあえず朝と忘れなければ昼、そしてお風呂上りと寝る前にオイルを塗っています。無印のネイルケアオイルが一番塗りやすいかもしれない。ダイソーのオイルも使っています。
お肌と髪と、玄関や部屋や水回りなども含めて家を綺麗にキープする作戦も継続中です。
というのもこれらの時間はすべて北斗君と一緒の時間だったんです。
一日一回は北斗君の体をあったかい蒸しタオルで拭いたりマッサージをしたり、爪周りのお手入れをしたり、伸びた毛を切ったり梳いたり、お散歩に行ったり抱っこ散歩をしたりお出かけしたりという北斗君時間をスライドさせたもの。
寂しいなーとか泣き言を言わずに毎日過ごせたらなと言う作戦ですが、結構いい感じです。歩く時間も減らさぬように郵便を出しに行ってみたりしています。
北斗君は小さいころからなぜかネモフィラが好きで、うちで植えたネモフィラや公園のネモフィラの匂いを嗅ぎに近寄っていたので、この冬はネモフィラを植える予定でいます。何かいい匂いがしていたのだろうか。気になる。
「ペットロス」という言葉には少し抵抗があります。
文字通りペットではなくって家族だって思うからなんだろうな。
「家族ロス」に近いのかもしれないですね。
普段から四六時中悲しく嘆くほどでもなくて『あの時の北斗君面白かったよね』とか『北斗さんすごい喜んでハイテンションだったなぁ』『楽しいこといっぱいあったな』とか笑って思い出話をできているものの、ふとした瞬間にめっちゃ「北斗君ロス」だと痛感します。
人生で初めての経験に戸惑っています。
北斗君が使わずに残したグッズや自分の不用品などをメルカリなどで売って、その資金で祖母と弟と自分用にカレンダーを作ったりしてみました。
本当なら365日の万年日めくりカレンダーで365の違う顔の北斗君を見たいところですが、31の違う顔を見られる日めくりカレンダーが現実的ってことで、作られる会社を探してみました。
祖母に送る用は富士フイルムで作った日めくりカレンダー。
私と弟は別のMagsIncという会社で作った日めくりカレンダーです。写真が私用のもの。リビングのテーブルに置いています。いつも一緒にいる感じがしてとてもいい。
普段はさほどめそめそしないのだけれど、眠れないなぁという夜はどうにもダメですね。
4秒鼻から吸って4秒息を止めて、7秒か8秒で吐き切る自律神経を整える呼吸でも寝られない日があったりして、正直まだ普段通りとはいきません。
でもそれじゃあ面白くないので、せっかくだから家じゅうを綺麗にし、綺麗を保つためにモノを出して使い終わったらすぐ片付けるスタイルをキープしたりしています。出かけない日も毎日髪をアイロンで整えて寝ぐせ抹消していくスタイルと、爪もオイルでケアして綺麗な詰めをキープするスタイル、そして筋トレとストレッチで体も軽くしていくスタイル…なにせ小綺麗に身軽に生きようと頑張っています。笑
北斗君も綺麗好きで毎日蒸しタオルで顔や体を拭いて肉球のケアもしていたし(忘れていたら「今日まだ拭いてないよ」と知らせてくれていた)、この妙な頑張りを見ててくれるだろうし、それにすでに一か月続いてるからすごいのではないだろうか。続けていくぞ!おー。
私史上最高に美味しくて大好きなマールブランシュさんのお菓子たちを持って、 ずっと長くお世話になったグラン動物病院さんへ、北斗君が旅立ったこととお礼をしに行ってきました。去年の北斗君のご機嫌な散歩動画を見てもらって、持病がありつつも17歳までこんなに楽しく毎日を過ごせたのもグラン病院さんに診てもらっていたおかげですとお礼が言えたので良かったです。
もう大丈夫だから泣いたりしないだろうと思っていたのに、診察を終えて待合にいたわんこがそばに来てくれてなでなでさせてもらっていたらぶわっと涙が出てびっくりしました。久しぶりに撫でたわんこのあったかさともふもふ感は筆舌に尽くしがたいものがありました。かわいかったなぁ。わんこの飼い主さんには申し訳ない限りでした。知らぬ人間が愛犬を撫でたらいきなり涙なんてびっくりしますよね。
北斗君が15歳になってからトリミングを引き受けてくださった池沢動物病院のトリミングスタッフさんにもお礼のお菓子と北斗君が使えずにいた未開封なマナーウェアを持ってご挨拶に行きました。活用をしていただけたら嬉しい。
高齢犬だからもうトリミングは無理ですと言われてしまってから、引き受けてくださるトリミングサロンを見つけるのに探し回ったのですが、快く引き受けてくださった池沢動物病院さんにも感謝でいっぱいです。
そして、北斗君の写真で身の回りの日常グッズやフォトフレームを作る計画を進めています。
7月26日に無事17歳のお誕生日を迎えられた北斗君。
それでも北斗君は自分の足で歩いて座って、ご飯も食べて水もしっかり飲んでくれて、抱っこしてお散歩に行ったり自分でちゃんと歩いてくれたりドライブしたりと普通の日々を過ごせていました。
しかし8月7日土曜日の夕方17時30分ごろに痙攣が起こりました。
この日は朝から消化器サポートのリキッドと心臓の薬を飲んでくれただけでご飯を食べてくれず、一抹の不安を抱えながらも一緒に抱っこ散歩したりまったり過ごせていました。
痙攣が起き始めた時間はすでかかりつけの病院の診察時間が終了しオリンピックの影響で連休に入るタイミング。他の病院へ救急でかかるべきか悩んだのですが、この状態で病院へ行っても検査をしている間に容態が悪化し心臓が止まってしまったら…北斗君の最期をひとりぼっちにしてしまうかもしれない。これは最期の時間になる気がする。だからもうこのままずっとそばにいようと決めました。
夜になると痙攣が15分間隔で起こり少しずつ心臓の鼓動も弱くなりはじめ、22時ごろには心拍と呼吸が止まりました。この時は心臓マッサージと人工呼吸で息を吹き返してくれて安堵しましたが、「無理に生き返すような事をしてよかったのか」と自責の念にかられもしました。
夜は布団を並べて北斗君の横に寝て、痙攣が起きるたびに母と私でマッサージや呼びかけをし、お水をシリンジで飲ませてたりしました。一緒に寝ることは初めてだったのですが、こうしていて本当によかったと思います。
苦しそうな痙攣について調べつつ、なんとか良くなってくれないか…良くならないなら北斗君が苦しい時間を何とか減らせないかと祈るような気持ちでいっぱいでした。
痙攣の時間はとても苦しそうに見えるけれど、痙攣の間わんこ自身は意識がないとのことだったので、北斗君自身は半分くらいのしんどさでいてくれたのではと思います。いつも元気でやんちゃでかしこくて前向きな北斗君が苦しむ姿はとてもつらくてたまらなかったです。
蘇生できた後にはコロナの影響で帰れない弟とも電話で話せて、北斗君にたくさん話しかけて北斗君も目や耳、前足の動きで反応してくれるという苦しいながらも満たされた時間を過ごせました。
朝を迎え昼が来る頃には水も飲めなくなりました。口を湿らせる程度に何度もシリンジでお水をあげたり、歯茎のあたりにはちみつを塗って少しでも水分や糖が補給できるよう試みました。
それから徐々に痙攣から「死戦期呼吸」と呼ばれる呼吸へ移行していきました。
「死戦期呼吸」は1度来てしまうと心臓が止まってしまうという説明のページを見てしまっていたのですが、北斗君は何度もそれを乗り越えて、再び弟と電話でつながりながら『もう北斗君はいっぱい頑張ってくれたからゆっくりねんねしてもいいよ』『次にゆっくりねんねできたら、痛いのもしんどいのも全部なくなって、いっぱい走れるし車も乗れるし、抱っこもいっぱいしたげるから何にも心配ないよ』『寝て起きたら一緒に海や公園に行こうな』『これからゆっくり心臓が止まって息もできなくなるけど、その後はゆっくりねんねできる。ずっと一緒におるからあとこのことは任せて。大丈夫』『大好きやで』と語りかけました。
最期の時が訪れると北斗君はゆっくり顔を2度上げて私たちを見て旅立っていきました。
今思い出しても涙が出てしまいますが、最期は穏やかで眠るように息を引き取ってくれたことが救いです。
ずっとそばで見守って手を握って撫でて話すことができて本当によかったです。
祖母には息を引き取った後に会ってもらいました。北斗君の居る私たちの家には上がってくれなかった祖母。これでよかったのだと思います。祖母も北斗君が大好きなのは確かだと思うので。
前日まではご飯を食べてくれて一緒に散歩に行って、抱っこして〜、体あったかいタオルで拭いて〜、みんなの居るこたつゾーンに連れてって~と主張する元気な日々が続いていたので、まさに突然すぎる別れに現実味がなかったのですが、まごうことなき現実で、夏で、連休を迎えるタイミングで、このまま余韻に浸ることはできません。
火葬をしてくれる会社を探し手配をしました。
北斗君が息をしている間は火葬をしてくれる会社を探すことがどうしてもできなかったです。ただ眠っているように見える北斗君の服を整えて顔や体を綺麗にしていくうちに、「さあ探さなければ」と思えるようになりました。気持ち良さそうに寝ているようにしか見えない姿でした。起きて抱っこをせがんでくれそうなのに、もう叶わない。
とてもやさしい対応をしてくださる会社にお願いすることができ、北斗君へご焼香もできて、お気に入りのゴーグルや服、おもちゃやご飯と一緒に無事に北斗君を見送ることができて今に至ります。骨まで可愛くてさすが北斗君だと誇らしかったです。
今でも朝起きたら「北斗さん起きたよー!おはよう」と言い、帰宅したら「ほくぼっちゃんただいま」と言ってしまうし、どうしてもまだ北斗君が居ると感じてしまいます。17年毎日していたマッサージや指圧が恋しいです。
どうしても呼び掛けてしまう。どうしても探してしまう。北斗君と歩いた道に北斗君だけがいないのがさみしい。小さな黒い体が私の前を歩く光景が、もう見られなくなってしまった。
さみしくて恋しい。でもそれはそれでいいのかもなぁ。私のお風呂上がりの時間に合わせて「う~」とうなって抱っこや目薬などの世話をせがんできたり、夜に私を呼んだり、自分の時間が持てなくてしんどかったのも事実だったのですが、自分の時間が持ててしまうことがとてもさみしいです。