2019/11/26

頭寒足熱のすばらしさ。

今日は北斗君の糖尿とあったかい過ごし方についてです。
北斗君の飼い主は隣に住む祖母で、初めてのわんこ。
現在15才で体重は6.6~6.8キロほど。足が長くてスタイリッシュわんこです。
我々も含め北斗君に話しかける回数も多く、私もよくおもちゃで遊んで引っ張り合いや運動をよくしていました。ひいき目もありますが非常に頭の良い犬です。

しかしながら難点は祖母がよくフードや豆乳、おやつをあげていたこと。
小さいころからゆっくりと体重が増え、10キロ超になったこともありました。思えば抱っこしても重たかった。そしてその当時の写真を見るとお腹がぽよんとしていました。
それでも日々元気で過ごしていましたが、12才になってからぐったりする日が出てきてしまい、糖尿であることが判明しました。
糖尿が判明してからインシュリン注射とお薬を飲む毎日を送っています。
最初は少ないインシュリンの量から始めて調整をはじめ、この夏までは朝夕3メモリ。
今は獣医さんから2メモリでと言われ、安定してきています。
体重も6.6~6.8キロくらいが安定値のようです。
去年までは血糖値が不安定な日々が多かったのですが、1年を通してほどよく温かい環境を整えてから安定した日が多くなってきました。
10月に行った血液検査でも問題ない数値でほっとしました。

さて、北斗君に行っているあったかくすごす方法は5つです。
①しっぽ付近まであったかい洋服を着る(頭や足を通すのをいやがるので、首元とお腹付近でマジックテープで固定するものを選びました)
②ゲージの中に犬用のホットカーペットを敷く(これは以前からしていました)
③ゲージの壁面に人間用のソフト電気あんかを括り付ける

下の画像は広電のサイトより引用。
この広電の電気あんかをまず自分用に買ったのがきっかけです。
北斗君にも熱すぎなくていいのでは?と思い1枚設置しました。
犬に最適にはできていませんので、自己責任で設置します。
普段体を預ける床面ではなく、壁面に設置しました。
「なんやこれ!あったかいやん…」と気に入ってようで
壁に体をくっ付けるようになりました。
体をくっつけて暖を取り、頻尿ではなくなり
活発になっていく様子を見て2枚目を購入。
「着る包帯」用の布を活用してケージへ括り付けました。 
着る包帯用の布は光触媒機能があるので清潔です。
ぐるっと巻いて布の端を巻き込み、端切れで柵に括り付けました。
24時間365日電源をONにしています。
約0.1円/時という電気代もありがたいところ。
暑いなと思うとごろんと逆向きに寝返りを打って
肉球だけを壁にくっ付けたりとうまく体温調節をしています。

④フローリング部分に貼るカーペットを貼る
⑤そして北斗君お気に入りの床の間にもダウンベストを敷いてその中にソフト電気あんか、壁にもソフト電気あんかを設置する
祖母宅の床の間。
掛け軸と置物があったのですが北斗君の
ために片づけました。
こんな配置をしています。壁側は突っ張り棒で固定。
気ままに床の間に上がって壁に背中をくっつけて寝たり
下のホットカーペット(人間たち用の3畳のもの)に降りて
ごろんとしたりしています。

こんな感じにしてから、知ってか知らずか北斗君自身が体温調節をできるようになり至って元気に日々を過ごせています。
(夏も部屋はエアコン稼働をしつつ電気あんかは設置したままで、犬用ホットカーペットを夏用温度の面に変更していました。)

おしっこの回数もすごく減りました。
以前は多飲多尿で水のような尿をする日もあり、糖尿病が進行したらどうしようと不安いっぱいでしたが、その不安は忘れることができました。
中耳炎になる事も多くて、耳から耳垢の匂いがしたり、爪のあたりを噛み噛みすることや皮膚に炎症が出ることも多かったのですが、それらもなくなりました。
毎日濡れタオルをレンジでチンして体を拭いていることもよいのかもしれません(その後乾燥した箇所には馬油を塗ったりしています)。

冷えは万病の元とはよく言ったものですね。
もっと早くからこうしていたらと思いますが、未来は変えられても過去は変えられないからこれからの毎日を快適にしていきたいです。

明日は目の疾患について書きます😊

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