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2021/10/15

熱を持った腕

腕が熱い。抽象的な表現じゃなくて物理的に毎日腕の一部分が熱いのです。

ピッと測るピストル型の温度計を昔買っていたことを思い出し腕の注射あとを測ってみたら、周囲よりも2度温度が高くなっていて驚きでした。腕のあたりが30.3度ぐらいで、注射あとが32.2度くらい。こんなに違うものなの?実際に熱かったとは。

きっと今免疫がなんらかの戦いや学習をしているんだろうな。熱いわけですね。

「腕だけ熱いんだよ~」と言えば「冷やせばいいじゃん」と言われるんですが、ふわっと当たる服以外が触れたらなんだか嫌な感じがするので断固拒否しています。

来週は母が接種なので毎日お味噌汁ライフ継続中です。その次が弟。聞き齧ったところによるとお味噌汁やらポカリやらを摂取していたら注射後の反応が楽だとのことだったので、ちゃっかり便乗しているのです。でもこのままお味噌汁を毎日いただくのも健康に良さそうですね。続けていこうかな。


2019/12/04

黄色いセンターラインオーバーの交通事故(6)示談

そしてだいぶ元気だぞ体もいい感じとなってきたら治療が終了し、相手方保険会社へ治療を終えたと連絡します。
相手方保険会社に治療費等を病院へ支払ってもらって、それからようやく示談交渉に入ります。といっても向こうから提示される示談の案にOKするかしないか、しないのなら弁護士へ依頼して交渉してもらうことになるのだと思います。

源泉徴収の記載事項や確定申告書と治療日数(治療期間と実通院日数の2倍うちで少ない方を採用される仕組み)から計算されます。
※この計算において自賠責基準や弁護士基準が意味を持ってきます。当たり前ですが弁護士基準の方がお高いです。私はもう弁護士基準じゃなくてもいいかなと思ったのでOKをしました。弟がどうするのかは彼次第ですね。
働いておられる方は、この示談とは別に休業補償もなされます。
休業補償については総務へ提出した書面をもらい必要書類をそろえて(これって復職後になるんじゃないかな)、相手方保険会社へ提出する感じです。
相手方保険会社が受理してくれた後に相当額の振込がなされます。
今回弟は同乗者でしたが、私と弟は個々別に計算などがなされるので治療が終わる時期によって示談の時期も変わります。
弟も今月中には終わるかな?

もうひとつは「自分で掛けている保険」について。
生命保険や医療保険などのことですね。
これも事故後に申請ができます。
示談が終わったら相手方保険会社に
「交通事故証明書」や「診療報酬明細書」などの
コピーを送付してもらうように頼みます。

そして自分の生命保険会社や医療保険会社に
「交通事故に遭って通院(入院)をしたので
申請したい」旨を連絡し
書面を送付してもらいます。

生命保険会社or医療保険会社から送付してもらった申請書に記入し、相手方保険会社から送付してもらった書面を添えて提出します。
これでOK。というか提出したばかりです。

こんな感じで私の事故関連は終わりました。
この事故後のごたごたの間に引っ越しやもろもろいろんなことがあって宙フェス出店申し込みをあきらめたりしましたが、minneでの販売や着る包帯の販売だけは変わることなく行うことができました。非常に疲弊していてやさぐれた心になったりもしましたが、変わらない日々を送ることができるのはありがたいです。
後遺症等もなくてよかった。
今は対向車を見ても大丈夫ですが、ふらふら運転する車が居たら非常に警戒するようになりました。トラウマを抉らないでくれ~。
もっともっと安全運転を心がけて、うざくならぬ程度に譲られるところは譲って「徳を積む」つもりで運転しています。
相手の方もこれから先安全に運転して健康に過ごしてくださっていたらいいなぁと思います。

100:0の過失割合で保険会社を使えない方がどうしていくのかという流れが、困っているどなたかの参考になったらなと思います。

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バックカメラの映像です。

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最後にバックカメラの動画の一部を。
後続車が危機一髪すぎて
よく避けてくださったなと。

【私の自動車保険】
・対人対物無制限
・車両保険あり
・弁護士特約あり
・ロードサービスあり
・無過失のため保険は使えないが、搭乗者傷害がある場合は補償がなされる
【相手方の補償と損害】
・相手方が会社の車で業務中だった
・我々は業務中ではなかった
・100:0の過失割合となる
・自分の保険の等級が下がることはないが、相手方との対応はすべて自分でする必要がある
・補償は全部してもらえる
・事故後の対応をするのがしんどいなら、弁護士特約を使って丸投げすることも出来ると思われる
・かばんや靴など物品に被害(もう使えなくなってしまったなど)があったり事故が原因で行けなくなった予約がある場合は相手方保険会社へ申し出をするとよい
・すべきことなど電話での連絡事項はメモを取る
・送付する書類等は迅速に送付し、連絡すべき時は迅速時連絡した方が楽

今回車両保険などは使わずに済みましたが、「うわ!マジか」という瞬間が来ても大丈夫なように文字通り保険としてかけている方がよいと思います。
長らく楽しくない話題を続けてしまいましたが、お読みいただきありがとうございました😊
みなさまも車に乗ったり自転車に乗ったり歩いたりとご安全に毎日をお過ごしください…!

2019/12/03

黄色いセンターラインオーバーの交通事故(5)修理と補償

車の修理自体は可能であって、エンジンなど車の基盤となるものにはダメージは何もないとのことでした。よかった。

・エアコン内部のガラス除去と清掃
・車内清掃
・ガラス片が刺さった助手席側窓などの取り換え
・ボンネット(インストルメントパネル)等内部部品の取り換え
・運転席側及び運転席後ろ側のドアの取り換え
・ナビのパネルの入れ替え
・購入時に行った5年コーティングのうち残り4年分に相当するコーティング
といった原状回復を目的とした修理内容になります。

総額のおおよそは82万程度とのことでしたが、修理が完了してから明確な額が決まるとのこと。
恐ろしい額ですよね。これも相手の方が携帯を見ようとしなければ、私たちが家を出るのがもっと早いか遅くなっていたら起こらなかったことなんだよなぁ。
事故車扱いになってしまった新車(購入から1年経っていなかった)の車もかわいそすぎる。

結局修理が終わって家に帰ってきてくれたのは7月21日になりました。
修理代金は当初よりも高く88万円という結果です。結果の表などはもらえないので、ディーラーへ行った際に「ほほう」と頷きつつ見た記憶をたどっています。
車の座席とハンドルに黒いカバーをしていたのですが、それらは修理工場で綺麗にしてもらっただけて大丈夫そうだったので買い替え等はしませんでした。
もしかしたらカバンも車の中に置いていたら綺麗にしてもらえて使えたのでは…とやましい考えを抱きましたが、それは修理をしてくださった方に失礼なので考えを改めました。
もしカバーも変えたいのであれば、使っていたものと同じものを購入する必要があります。事故前に購入した際に代金や購入店が分かるような書面と、新たに購入したものの領収書等が必要になるそう。私は買わなかったので不要でした。

その他にもレッカー代2回分が2万6000円。
6月15日から7月21日までのレンタカー代が11万円。

ディーラーの店長さんが連絡してくださったカバンと靴の補償もすぐになされました。事故後すぐに相手方保険会社に言っていれば良かったと思います。思い浮かびもしなかった。
しかし考えてみれば相手方保険会社にとっては補償額が上がりそうな問い掛けを、わざわざ聞いてくれるはずもない気がします。匙加減がややこしそう。

補償の流れとしては、相手方保険会社から物損についての書面が送付されてきて、「いつ頃いくらで購入したか」「映画の予約をいつ頃いくらで行ったか」という記入をし、証拠となる予約画面のスクショを印刷した紙などを添えて提出します。その後、減価償却などの計算がなされて合計額の連絡が来ます。使いこんだものの場合は価格が下がります。新しいものは新品に近い額になりますね。計算された額に同意すれば振り込まれます。
なんだか悔しかったので色違いの鞄を買って、靴はもっといい靴を買いなおしました。

事故の後にはお金がかかるものなんですね…。事故で回る経済よ。
そりゃあ事故加害者になったら等級も上がるよなぁ。
このサイドミラーの前の小さな窓も
サイドミラーもドアも
窓の上のカバーも
全部取り換えられて返ってきました。

よかった!かわいい!
いつもかわいいよ!

車が帰ってきてくれるまでの間も、帰ってきてからもリハビリに通いました。
通いだした整形外科のリハビリが非常に良くって、寝転んでマッサージを受けるウォーターベッドや首の牽引、低周波治療をしてもらいました。月に1回は診察も受けます。事故後1か月くらいはリハビリ後がめちゃくちゃだるくて微熱が出たりして嫌になっていましたがゆっくりとだるさがマシになっていきました。
ウォーターベッドがほんとうに最高だった…。もう今は味わえませんがあのウォーターベッドだけ通いたいくらいです。
低周波治療は打撲痕のようになっていましたが、やはりやってもらった後は調子がよくなる気がします。

2019/12/02

黄色いセンターラインオーバーの交通事故(4)事故の翌日と転院

6月17日(月)の朝が来ました。
ようやく相手方保険会社の担当者が決定します。
弟の会社にも診断書を送り療養することとなりました。
弟は数日間よく寝ていた気がしますが(痛いから眠れてはなかったと言っていた)、私は保険会社との連絡やディーラーとの連絡などいろいろしなきゃいけないことがあって「100:0で自分の保険を使えないときって事故後やばいな、めっちゃ大変やな。入院してて弁護士特約が使えなかったら自分で弁護士探して払わなきゃやからマジで最悪やん…」としみじみ噛み締めていた気がします。
休業補償などがあるとは言え、休んでいる間は申請も出来ないし身体は痛いしNO給料Daysですもんね。この理不尽をぶつける先がない。

【相手方保険会社との連絡】
・100:0の割合なので私の保険会社は使えず、連絡は全て私自身が行う必要があること
・レッカー移動費用は私の保険会社のサービスを2回利用した旨
・ディーラーと相手方保険会社の鑑定人が車の修理額を決定する
・病院代等は相手方が支払うためその同意書などの書面が後日送付されてくるので、記入し送る旨
・後日送付されてくる給与損害証明を会社の総務へ提出する旨
・源泉徴収を相手方保険会社に提出する旨
・治療終了後に示談を行う旨

【私の保険会社との連絡】
・人身傷害は相手方負担となり私の保険会社の負担はなし
・私の保険会社の「搭乗者傷害」が申請できるので、通院後に記入し送る旨
・相手方が車の修理代を払ってくれるので私の保険会社の「車両保険」の取り下げを連絡(この連絡を忘れると車両保険を使った感じになっちゃって保険の等級が下がって保険料が上がります。忘れちゃいかん)
・弁護士特約も使えるから使いたければ的な旨

【ディーラーとの連絡など】
・修理内容及び期間、料金が判明したら連絡をもらう旨
・昨日車を見に行った際に車内のものを回収したけれど、忘れ物があったので再びお店に行っていいか聞いて取りに行きました。運転中に対向車を見ていると妙な気分になるため後部座席に乗って母に運転してもらいました。ありがたい。下が撮った写真。
一見綺麗なままの車。やっぱりかわいいな。
でも窓とミラーがない(涙)
知ってた…知ってたけども。

ディーラーで「お腹にカバンをしていたから怪我がなかったとは思うんですが、カバンも靴もガラスが全然取れなくって捨てなきゃならないんですよね」と愚痴をこぼすと店長さんが「それは補償されるはずなので相手方保険会社へお伝えしておきますね」とおっしゃってくれました。マジか。知らずにいたのでありがたい情報です。
こんな感じで17日は終わりました。
身体は痛いです。テンションも上がらないです。

足を置いていた位置にガラスがなくて感慨深い。
助手席の前にコウペンちゃんが居るんですが
滑り止めマットが優秀なのか
そのままの位置にいました。

車はそんな感じなのに私の傷は治るのが早く
すぐに消えていきました。
しかしガラスを浴びた時にこわばったのか
じわじわと鈍い痛みが続きました。
近い位置にあったミラーが飛び込んできたのに
傷があまりないミラクルに
いろんな人に不幸中の幸いと言われました。

人身事故とするか物損事故とするかについては非常に迷ったのですが、結局人身事故として届け出ました。ちょっと引きますよね、運転者の私が加害者で同乗者の弟が被害者となると聞くと。
人身事故にする旨を警察へ連絡し、後日診断書を警察署に持っていきました。持って行った際に免許書のコピーを取られた気がします。忙しさと目まぐるしさでちょっとあやふやな記憶。
人身事故となると実況見分を要します。事故現場に行かなきゃいけないのかぁとちょっとブルーな気持ちになりました。
後日行われた見聞に弟も一緒に行き、別々に聞かれる形で終わりました。青空実況見分。「この丸印の地点で相手の車を見てそこから3〜4mのこの地点でぶつかっていた」などと詳しい状況を教えてもらったり同意したりして調書を取られます。
きっちり図面が書かれていて、警察の仕事の大変さを垣間見ました。
しかし時速40km走行、相手が時速45〜50km走行として、距離4mなら0.1秒後やん。アベンジャーズくらいやないと避けれんって。ナビの映像を見て1秒なくぶつかっていたのを再度実感しました。
相対速度は85〜90kmくらいになるのかな。

そして病院については、個人病院(整形外科)へ転院することにしました。ネットで初診予約できるのが嬉しくて早速予約。ついでに弟も一緒に変更。一緒に行った方が楽です。仲良しですねと言われましたが、同じ家から別々に同じ場所へ行く方が面倒なことである。

病院を変更する場合、相手方保険会社へ連絡を入れなくちゃいけないようですが、この時は知らずにいたため病院の外で慌てて転院したい旨と転院先を連絡し事なきを得ました。
薬を処方されたときに行く薬局へも連絡が必要でした。自分たちの健康保険を使わずに自賠責利用になるからです。実費支払をしてしまうと、後日返金してもらいに行かねばなりません。初日の痛み止め処方では実費で支払ったため別の日に返金してもらいに行きました。全くの徒労です。体が痛いせいで自分に超立腹しました。

6月22日に車の修理代が決まった旨の連絡がありました。
ディーラーへ向かい、詳しい話を聞きに行きます。

2019/12/01

黄色いセンターラインオーバーの交通事故(3)事故当日の夜

相手方の方及びその上司の方に送っていただいて市民病院から帰宅しましたが、今頃映画館にいたはずだったのになと呆然とした気持ちのままでした。めっちゃ見たかったですよ、ゴジラの4DXマキシマムバトルエディション…。さすがに事故後に揺れて動く映画は見られない。
しかしがっかりしたり痛がる暇もなくもうすでにいろんな連絡の必要が出てきていました。

【ディーラー】
・ドライブレコーダーのSDカードを抜いてもらうように伝える
・修理の予定などを聞く
・車に乗られない間の代車は誰に聞くべき…?
【警察】
・警察に「対物事故」「人身事故」のどちらで報告するか
・人身事故とする場合は病院の診断書の提出が必要
※人身事故とする場合は運転者の私も加害者となり弟は被害者となる
【相手方保険会社】
・車担当と怪我担当の方2人が決定するまで話は進まない
【自分の保険会社】
・事故の報告
・まずは本社に繋がるが、その後は各地域の支社へ引き継がれる感じ
※これも引き継ぎ先が決定するまで話は進まない

特にこの日(6月14日)は小雨が降っていて本降りになりそうだったため窓がない状態の車が気になって仕方がなかったのですが(だからレッカーの連絡引継ぎに必死だった)、ディーラーに車を預かってもらえたので安心でした。
窓もなくなってガラスまみれで中まで濡れちゃったら可哀そうすぎますもん…。

すでに金曜の夜になり営業時間が終わるころになっていました。
ディーラーへは赴けないため、代車について相手方の会社へ電話しました。さらに上の上司の方が出て速やかに代車の手配をしてくださることとなり安心。ありがたい。
これも相手方が「社用車」でしっかりした保険が掛けられた状態だったから良かったのだと思います。相手方が任意保険未加入なら、自分の保険の弁護士特約(300万円まで負担してくれるものでした)を使ってあれこれする必要があったと思われます。今回弁護士特約は相談料1回分だけで済むかなという感じです。というのも現在弟の方は示談が完了まで行っていないからです。

この日は担当など未決定のままでしたが、「搭乗者傷害」について自分の保険の方に詳しく教えてもらいました。自動車保険ならデフォルトであるのかな。
「搭乗者傷害」は相手方保険の補償に関係なく通院4日以内の怪我でも1人につき1万円支払われるもので、5日以上の場合は損傷の箇所につき変わってくるものだそう。その後保険の等級にも関係してこない制度です。検査してもらったり治療で5日以上通院したなら申請すべきです。書面などを送付してもらい記入して提出すると速やかに支払ってもらえます。ありがたい制度です。
「搭乗者傷害」を申請しその入金があった後に
送られてきた書面と
事故後に警察の方からもらう連絡カード。

そして自分の保険の「車両保険」について、事故の連絡後はいつでも払える状態にするそうです。キーロックを解除した状態ですね。
相手方保険の車担当者が決定し、修理等の補償をきちんとするという連絡をもらうまではいつでも払える状態のままでいてもらいますが、担当者決定と補償することが決まり次第、「車両保険利用の取り下げ」の連絡をする必要があるそうです。私も補償決定後に取り下げの連絡を入れました。キーロックを再び施錠した状態ですね。
この取り下げの連絡を忘れると車両保険を使ったことになるらしく等級が下げられてしまいます。要注意ですよね。知らないことだらけだ。

さて、翌日の6月15日(土)の午後には代車のVitzが来てくれました。
加速がよくて、でも暑さが堪えたVitz。
7月下旬までお世話になりました。

その後すぐにディーラーへ車の状態の確認に行きました。
これも当たり前のことですが代車でディーラーへ行くわけで、さらに当たり前のことですが走行すれば対向車がいっぱいいるわけで、非常に微妙な気分になりました。センターラインから出てこんやろな、みたいな。疑念の塊かよ。
車の状態は外見とは裏腹に修理に時間がかかりそうで、修理工場へもっていかなければ正確な日数は分からないけれど1か月以上はかかりそうと店長さんに伝えられました。
運転していた私は見た目では全く重症でないのですが車内のガラスの状態で「えっ、運転してて事故に遭ったんですよね。大丈夫だったんですか」とびっくりされました。ですよね。本当なら血まみれになったり刺さっていそうですもんね。
車の状態はというとエアコン内部へもガラス片が入り込んでしまい、助手席側の窓やフロントガラス、助手席後ろの窓にもガラスが刺さっていたそう。ガラスの完全除去にも日にちを要し、運転席側(車の右側)ドアは全部取り換えになるということでした。1年経っていない車だったため悲しみしかありません。
車体のコーティングなど含め、グレードアップするためのものではなく「事故に遭う前」の状態に戻すのが相手方の補償です。なので例えばハンドルカバーを現状と同じにするならば、買ったときの領収証などをそろえた上で同じものを購入し領収書を取っておく必要があります。
車内に置いていたものたちを回収し帰路へ。
事故自体は不幸なことですが、人間に怪我が少なかったり他へ被害もなくエンジン等の車本体は無事であるという幸運を噛み締めつつも複雑な思いを抱きました。

人身事故にするか物損事故にするか、それが問題な続きはまた明日に。

2019/11/30

黄色いセンターラインオーバーの交通事故(2)事故当日

昨日の続きになります。
15時26分22秒に事故がおこり、車停車後に警察に連絡。
その後すぐに警察が来てくれました。

⑩15時39分37秒の映像
交通の妨げにならない場所へ移動。
事故の相手方の方も私や弟に声を
かけてくださっていました。
この間にドライブレコーダーの
画像確認や軽い聴取等もされました。

⑪15時48分09秒の映像。
鋭利な破片ではないとは言えども
ガラスを浴びて服に血が少し落ちていたので
救急車も呼ぶことになりました。

車はレッカーで保険会社契約の自動車工場へ。 
この後再びレッカー車でディーラーの元へ
移動することになります。
我々は市民病院での診察後
救急窓口で診断書をもらいました。
事故の相手方の方は社用車の運転中だったため
急遽駆け付けた相手方の上司の方が
病院へ来てくださっており
謝罪もありつつ市民病院から家へ送ってくださいました。
ありがたいのだけれど、
一番ありがたいのはぶつからないことだった…。

以上、こんな感じの事故でした。
危機を感じた2秒後には全身ガラスまみれで、ほっぺたも含め身体中全部にガラスの産毛が生えている感じ。
事故後すぐは体温も上がるらしく、救急車内で熱を測られると微熱があり、「なるほど、人体は命の危機を感じると熱が出て血圧も上がって脈拍も早いのか」と心底思った記憶。弟も同じく高かったようです。救急車が来てからも保険会社への連絡をしていて、せっかく手当てをしていただいていたのに申し訳ない気持ちが今でもあります。

相手の方は携帯に着信がありお尻のポケットから携帯を出そうとしていたとのこと。携帯画面を見ようとせず、どこかで停めた際に再度かけなおしてくれていたら良かったのだ…マジで。
しかし、もし事故が起きるのが数秒早かったならばミラー接触だけでは済まず、側面か正面衝突になっていただろうし、数秒遅かったならばこちらの車体後方にあたってその衝撃で後ろへ振られ土手の下へ落ちていたかもしれません。

だって土手がほらこの角度。

運転する方ならわかるかと思いますが、ハンドルを握る手とサイドミラーの距離は近いです。その距離でサイドミラーが壊れて窓を突き破ってきたのに、手指や腕はもちろん体に大きな傷がなかったのはかなり奇跡であるような気がします。

(toyaさんによる写真ACからの写真)
サイドミラーがこの距離で窓を突き破って
入ってくるわけですもんね。

一応相談をと思い、夏頃に話を聞いてもらった弁護士さんには「同じような事故で目に怪我をされて失明された方が居られました」と言われました。確かにそうなっていてもおかしくないです。
目に当たったなら、手や指に大きな怪我をしてしまったら、色んなことが出来なくなる。

無残なサイドミラー(の痕)と全部割れた窓ガラス。
白い傷の部分とドアバイザーの割れた箇所が
相手方との接触部分と思われます。
車体も綺麗に見えてはいましたが
細かな傷がたくさん入っていた模様。

後部座席の足元の写真です。
弟の傘とサイドミラーの残骸。
警察の方が車内へ入れてくれていました。
写っているのが接触後に後方へ吹っ飛んだ部品。
ここにない鏡部分などは我々の足元に落ちていました。
座席は全て黒いカバーをしていたので
傷は無かった様子。

特に私は七分袖の服を着ていたことと、チャムスのウエストポーチをお腹の上にしたまま運転していたのが良かった気がします。飛び込んできたサイドミラーの「鏡」部分はたぶんウエストポーチにあたって落ちたのではとないだろうか。
胸元や腕に打撲痕も多々出来てはいましたが、刺さりはしなかったことの幸運さよ。
ウエストポーチや履いていた靴は細かいガラス片がどうしても取れず捨てなきゃならなくなりましたが、体に当たらずに下に落ちてくれたのが奇跡です。守ってくれてありがとうチャムス。と靴。
2018年の宙フェス出店時にも
一緒だったウエストポーチ
この画像の青いやつです。
私は物持ちがいいタイプなので
まだまだめっちゃ綺麗でした。

助手席の弟もかばんを太ももの上に置いていたので、首にガラスが刺さっただけで済みました。
済みました、とはいえ勢いよくガラスを全身に浴びたダメージはのちのち出てきます。刺さっているのも病院へ運ばれるまで分からなかったので、アドレナリンが出ていたんだろうな。

映画を観られなかったことが非常に悔やまれますが、生きていられただけで幸運だったのだろうと思います。ちなみにこの映画代やカバン、靴代は保険で返ってきます。
しかしかばんや靴は減価償却の計算がなされます。
保険や病院については次のブログで。

2019/11/29

黄色いセンターラインオーバーの交通事故(1)事故当日

アメコミなどのアクション映画が好きでよく観ます。
弟は私に輪をかけてアクション映画が好きで、趣味が合うので一緒に観に行く機会が多いです。
ハリウッド版ゴジラの期間限定4DXマキシマムバトルエディション公開日。
弟がちょうど有休とられるタイミングということで2人分の予約をした午後のこと。弱い雨が降るか降らないかという微妙な天気の中、私は運転席にいて弟は助手席にいました。
「雨はまぁ降ってもええよな、映画やから関係ないし。楽しみやなあ」と談笑しつつ走行していたところ、突然の事故に遭いました。
奇しくも12か月点検を早めに受け終えた日の翌日のことでした。エンジンオイルも新品にしたのに。

簡単にまとめると、
・対向車がセンターラインを越えてくる
・サイドミラー同士ががっちりぶつかる
(幸運にも車体本体に接触はなかったのですが、運転席側のドア取り換えや車体右側の塗装とコーティングが全部やり直しになりました)
・黄色のセンターラインオーバーは相手方100:こちら0の過失割合
・100:0の割合の事故は自分の保険会社を使えないため、相手方の保険会社との連絡や手続きを全部自分でしなきゃいけない
・ドライブレコーダーと保険は非常に大切
・事故後数日こそ多忙かつ身体が痛い
・相手方の車が社用車で良かったのかもしれない
という話です。

こんな事故の凡例ってあるのかな、どんな経緯を辿るのかなと調べても出てこなかったので、『100:0の事故の場合はどんな風になるのか』ということが役立てられたらと思います。何かの参考に読んでくださったら嬉しいです。

今日はまず、事故が起きた日のことを書きます。
ちょうどこのあたりが事故現場。「合流道路あり」の交通標識のある方向へ走行していました。
画面の左側が西で右側が東です。私は左側を走行していました。
西側には水道関連の施設があり、細い川があります。
東側には一級河川の加古川が流れており、河川敷が広がっています。
県道自体が高さのある土手で車以外は通りにくい車道主体の道路。サイクリングロードや歩道は河川敷に設けられています。

実況見分時に暇に任せて撮った写真。
上記GoogleMapの東側(右)にあたる位置。
土手はこんな感じで高さがあります。
サイクリングロードなども見えています。
手前のシルバーの車は代車として
長らくお世話になったVitz。
加速が超良かった。ありがとうVitz。

事故当時のドライブレコーダーの映像を振り返ってみます。
今ようやく平気になったので書けているわけですが、映像を見返すのは非常にストレスでした。特に実況見分前に警察から「ひと通り見ておいてほしい」と言われたときはとても動揺した自分を自覚しました。ひどい怪我というわけでもないのに。しかしセンターランに寄ってくる車がいたら身構える癖がついています。消えそうにない癖だ。
それはさておき本題へ入ります。
事故に遭う12秒前からいきます。15時26分までは平和な日常が流れます😥

①15時26分10秒その1。
我々の前を走っていた普通車はゆっくり走行。
それについていく我々も時速50㎞の道を
時速40kmくらいの速度で走行。

②15時26分10秒その2。
対向車線を走行する車の数も少なく
弱い雨が降っています。

③15時26分19秒。
白い軽トラックが通り過ぎ、その後ろに茶色い軽自動車、
更にその後ろに青いトラックがいます。

④15時26分20秒。
青いトラックとすれ違ったと瞬間
白い軽トラックが見えてきています。

⑤15時26分22秒その1。
「あれ、やばい?」と思う暇もなく
こちらへ寄ってきています。
時速40㎞で走行中の2秒で何ができようか。

⑥15時26分22秒その2。
道に余裕があれば左にハンドルを切れますが
回避することも急ブレーキも無謀。
幸運にも車体はぎりぎり平行に通り過ぎましたが
ミラー同士が勢いよくヒットしたようでした。
法定速度内とはいえ相手の方が速かったのか
こちらが当たり負けた感じ。
危険を感じて目を強く閉じたのを覚えています。
弟は携帯を見ていて無防備だったのでもっと怖かったはずです。

⑦15時26分22秒その3。
後ろのレコーダーの映像。
赤い丸はサイドミラーの破片。
鏡部分が車内へ飛び込み
残りは後ろへ飛んで行きます。
後ろを走る黒い車も恐怖を感じたと思います。
後続車を巻き込まなくて良かった。

⑧15時26分28秒
呆然としつつゆっくり停止。
割と落ち着いたまま弟が110番と家に連絡し、
私がレッカー手配と保険会社への連絡をしました。
奇しくも数日前に自動車保険の更新をしたところ
だったため、電話番号やレッカー車について
記憶に新しかったのである。
しかし事故発生場所の住所が分からず非常に困りました。
だって道路しかない土手やもん…

⑨15時39分03秒
この数分前に警察が来てくれました。
事故後停車したままの位置だと危険なため
安全に止められる場所へ移動を促されます。

1ページが長くなりすぎると読みづらいので、続きは明日に。